【宮城県】宮城県で7件目、23年ぶりに「国宝」が誕生予定。話題になっている「多賀城碑」の場所はこちらです
2024年3月15日、宮城県民にとって嬉しいニュースが飛び込んできました。なんと宮城県内に新たな「国宝」が誕生することとなりました! 23年ぶりとなる県内7件目の国宝指定、喜んでいる方も多いのではないでしょうか。
国宝指定されたのは、多賀城市の国特別史跡「多賀城跡」内に立つ「多賀城碑」。
奈良時代に書かれた石碑であり、分類としては「古文書」の扱いになるようです。国の文化審議会が2024年3月15日に国宝に指定するよう文部科学大臣に答申。数か月後の官報告示をもって正式決定となります。
<参考リンク:宮城県公式HP~指定文化財のページ>
多賀城碑があるのは、こちらの国特別史跡「多賀城跡」の中(訪問日は2024年3月19日)。
多賀城跡は、市の名称の由来ともなっている西暦724年に創建された国府「多賀城」があった跡地。2024年現在、多賀城創建1300年という大きな節目の年ということもあり、大規模な復元工事が行われている最中となっています。
<参考リンク:多賀城創建1300年記念公式HP>
そんな多賀城跡の南門のほど近くにあるのが…
「多賀城碑」。
正式決定となる官報告示を待っている状況ということもあってか、まだ大々的な看板や案内等は設置されていません。
碑の内容は、京(平城京)からの距離や多賀城を設置・修造した年や人名が記されているというもの。古代の東北を感じさせてくれる貴重な碑、気になった方は是非足を運んでみて下さいね。
国特別史跡「多賀城跡」はこちら↓