【仙台市宮城野区】仙台・青葉まつりを楽しんだ今こそ見るべき企画展、仙台市歴史民俗資料館「仙台の祭りと年中行事」レポート
以前こちらの記事でご紹介させていただいた、仙台市歴史民俗資料館の企画展「仙台の祭りと年中行事」。
【仙台市宮城野区】新シーズンに仙台の祭りと年中行事を学ぼう! 仙台市歴史民俗資料館にて企画展「仙台の祭りと年中行事」開催中!
今回は話題となっているこちらの企画展をリポートしたいと思います。
榴岡公園内にあり、仙台市民から「れきみん」の愛称で親しまれている仙台市歴史民俗資料館。
その建物が既に「歴史」を感じさせてくれます。
なんと、建物自体が1874年に造営された「旧第四連隊兵舎」という歴史ある建造物。宮城県内に現存する最古の洋風建築であり、宮城県指定有形文化財にも指定されています。
それでは早速入館してみましょう!
資料館の中は撮影NGとなっていないところは撮影が可能ですが、その写真をインターネット上に掲載する場合はしっかりと確認事項を遵守しなければなりません。
受付にて撮影と掲載の旨をお伝えし、しっかりと申請書類を記入させてもらって入館しました。
やはり建物自体が歴史的建造物ということもあり、1階のロビーから「歴史」を肌で感じることができます。
企画展が開催されているのは2階、常設展示室の奥。ワクワクしながら階段を上ります。
常設展「農村のくらし」「町場のくらし」も眺めつつ、企画展を目指し奥に進みます。
到着しました、こちらが企画展示室入口。
入口では、現在の角松とは大きく異なる仙台の伝統的な角松がお出迎えしてくれました。
そして隣には仙台市歴史民俗資料館館長鶴谷さんからのごあいさつもありました。
仙台、宮城に暮らす人々の祈りや暮らしの象徴である祭りと年中行事を、幕末から明治・大正・昭和まで振り返る企画展とのこと。心して鑑賞しましょう。
撮影禁止の展示を除き、ぐるり見回した展示室内の様子。
仙台地方の年中行事も一覧できるようになっています。
宮城の夏の風物詩、仙台たなばた祭りの歴史を知ることができるゾーン。現存する「虎屋横丁」の大正時代の風景も見ることができます。
他にも、正月行事のゾーンでは、正月迎えの切り紙が展示されていたり
仙台地方の農家における年末年始の食卓風景を知ることができたり
大崎八幡宮の松焚祭(まつたきまつり)がどんと祭と称されるようになった理由を知ることもできます。知っていましたか? 地方紙「河北新報」が「どんと祭」の名付け親だったんです。
カラフルな仙台の松川達磨を見ることもできますよ。
いかがでしょうか。ここまでの写真はあくまで展示の一部。他にも様々な年中行事に関する資料が展示されており、仙台の祭りと年中行事について学ぶことができました。
自分の生活している土地のことを知る。宮城県民、仙台市民ならば必見の企画展です。是非皆さんも直接足を運んで見てみて下さいね。
仙台市歴史民俗資料館はこちら↓