【仙台市】江戸時代から続く杜の都の迎賓館『仙台勝山館』が2021年3月末で休業するようです。
仙台でも新型コロナウイルスの流行で経済的な影響が出てきています。仙台市青葉区上杉の愛宕上杉通に面している『仙台勝山館』。大きな窓から緑が見える素敵なチャペルと、立派な格式のある蔵舞台があり、教会式も和装婚もできる人気の結婚式場です。800名収容の宴会場もあり、結婚式以外にも大規模なイベントが行われてきました。そんな仙台勝山館がコロナ禍での売上減少により、2021年4月から休業するということです。(成約済の挙式は2021年6月まで行う予定とのこと)従業員の人たちには退職をお願いしているそうです。仙台勝山館は江戸時代に伊達家の銘酒醸造元として創業し、現在は結婚式や様々なイベントが行われる迎賓館として有名です。仙台勝山館にはイタリア料理『リストランテ パドリーノ・デル・ショーザン』や日本料理『醇泉』、ピザ店『ピッツェリア パドリーノ・デル・ショーザン』も入っています。こちらのレストランも2021年4月以降は休業になってしまうようなので寂しいです。
2020年にイタリア料理『リストランテ パドリーノ・デル・ショーザン』に行った際には、予約人数も少なくし、検温等の新型コロナ対策も徹底されていました。1階のフロアには人気のソーセージや勝山酒造の日本酒が売っているコーナーもありました。日本酒を製造している『勝山酒造』はグループ企業ですが、別会社なので蔵元は存続するようです。仙台勝山館には以前フランス料理店『SHOZAN』があり、2016年のG7の晩餐会が行われたりもしました。これまでに各国の著名人が沢山訪れていました。国賓が訪れても満足していただける超一流の迎賓館で従業員の皆さんもすばらしいのに。。「休業」ということなので、またいつか再開できることを信じています!!
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