【仙台市若林区】歴史好き、散歩好きが集う前方後円墳。密かに人気の史跡公園が若林区にありました
古墳、仙台市若林区、仙台バイパス国道4号線沿い。このキーワードを聞けば仙台市民の皆さんであれば「そういえば、何か古墳があったような…」と思う方も多いかもしれませんね。実は、そんな古墳のある史跡公園が密かに人気のようなんです。
その史跡公園とは、こちら。仙台市立遠見塚小学校に隣接し、敷地内に遠見塚古墳(とおみづかこふん)のある「遠見塚二丁目東公園」です!
一見何の変哲もない公園の入口に見えますが、しっかりと「史跡遠見塚古墳」の文字があります。
古墳に関する解説もありました。東北地方では第5位の規模となる前方後円墳であり、4世紀末から5世紀初め頃の墳墓(ふんぼ)のようです。古墳の形状や埋葬物から、仙台平野に君臨していた政治・経済力のある王が祀られていることが分かっているとのこと。
さらに古墳について詳しくお知りになりたい方は、こちらをどうぞ↓
【仙台市公式HP内、若林区まちづくりページ「古墳は物語る」】
仙台バイパス側から公園の中へ。古墳の外周が遊歩道になっていました。広い敷地内には、散歩中の人、走り回る子供たち、古墳の写真を撮影している人…。公園として楽しむ人だけでなく、歴史好きな人も訪れる人気の公園であることが分かります。
そして外周から眺める遠見塚古墳。右側が方(四角)。左側が円。まさに方と円が組み合わさっている鍵穴のような前方後円墳。
前方後円墳の「前方」部分から上に登ることができるようです。
登った先には「後円」へと続く上り階段が…。
頂上に到着! 前方後円墳の頂上から見渡す公園入口付近。
すぐ脇の仙台バイパスでは車が忙しく往来しています。古墳時代の王様のお墓とバイパスの車…。古代と現代が共存する不思議な景色です。歴史好きな人たちが集っている、というのも分かります。
そして近隣の住宅街も一望できました。古墳の隣に住んでいる、自分が住んでいたらちょっと自慢したくなってしまうかもしれません。
史跡遠見塚古墳のある「遠見塚二丁目東公園」。仙台バイパスと住宅街の間に急に現れたオアシスのような公園でした。皆さんも歴史を感じるのもよし、広い敷地を走り回るのもよし、是非一度行ってみてはいかがでしょうか。
遠見塚二丁目東公園はこちら↓