【仙台市若林区】あの伊達政宗が晩年を過ごしたお城、今は何になっているか知っていますか？

海岸線から史跡が豊富な市街地まで、色々な魅力たっぷりの若林区。そんな若林区に伊達政宗が晩年を過ごしたお城があったのを知っていますか？　NHKの人気街ブラ番組『ブラタモリ』でも紹介されたお城の跡が話題です。

それがこちらの「若林城」の跡！　若林区古城、宮城の萩大通りから「宮城刑務所」に向かいます。すると、刑務所の前にお城があった跡を示す碑が…。車で通ると見逃してしまいそうになるような静かなたたずまいです。

若林区の区名の由来でもある若林城。伊達政宗が戦国時代に領主である国分氏のお城があった場所を活用する形で築城したとのこと。

若林城は伊達政宗の死後に解体。跡地は薬園として利用されていましたが、1879年に宮城集治監（みやぎしゅうじかん：明治時代の刑務所、東北では宮城にのみ存在）が建設され、そのまま現在の宮城刑務所に至っているようです。

より詳しく知りたい方はこちらをどうぞ↓

【仙台市公式HP内：若林区まちづくりページ「若林城・いまむかし」】

そうなんです。晩年の伊達政宗が日常生活の大半を過ごしたお城があったところは、現在宮城刑務所になっているんです。政宗が朝鮮出兵の際に持ち帰った朝鮮ウメ（天然記念物）も刑務所の敷地の中…。

『ブラタモリ』ではタモリさんが刑務所敷地内を特別に見学させてもらっていましたが、一般の歴史好きの方は外から想像するのみ。それでも、歴史好き・伊達政宗ファンはこちらの若林城跡碑を撮影に訪れているんだとか。

そんな若林城跡。皆さんも、晩年の伊達政宗公を想像しながら散歩してみてはいかがでしょうか。

若林城跡はこちら↓